第6回ドラムサークルin宮崎 心温まる美しい響き
- Takanobu Hino
- 2018年12月4日
- 読了時間: 3分

初参加3名を含む10名での小規模なドラムサークルが、アットホームな雰囲気の中行われました。
開始時間ちょうどに10名全員がそろいドラムコール(最初の演奏をドラムコールと呼んでいます)がスタート。
先日行われた、大友良英withてげてげオーケストラの話をして、てげてげオーケストラのキューも少し真似して演奏を始めました。
今回、参加者が少なめだったので、ドラムコールのあと、自己紹介と今はまっていることを話していただきました。
退職後の木工趣味が高じて自作カホンづくりにはまってらっしゃるKさん
(カホンはプロのクオリティでしたよ!すごくいい音がしていました。)
ドラムサークルは前から知っていたけど、今回思い切って参加してくださったというTさん
今はまっているのはスバリ!ドラムサークルというKさん親子
ドラムサークル再開に向けてファシリテーター日野の背中を押してくださったHさん
パーカッションを習って9年!の達人Kさん
心を込めて一発!渾身の音を鳴らし「よっしゃ」とハイタッチをされていたKさん親子
個性豊かな参加者の皆様と一緒に、思いやりのあふれた心温まる演奏がスタートしたのです。

少し叩きつかれてきたので、シェイカーを使った遊びをしました。
ファシリテーターの合図でシェイカーを右隣りの人に渡していきます。だんだんスピードを速めていきますが、下に落としても拾ってはいけません。一回目はゆっくりと練習、そして二回目は目をつぶってシェイカーを回していきます。下に落としたり、どんどんシェイカーが回ってきて次に回せなくなったり、みんな大騒ぎ。一気に打ち解けました。
しばしの休息を挟んで、後半スタートです。
後半最初は、トーンチャイムを使ったフリーアンサンブル。

最初は、静寂の中、自分のタイミングで自由に音を鳴らしていきます。徐々に幻想的な音空間が広がっていきます。
するとだんだんリズムが生まれ、メロディーが生まれていきます。
そして、自然に曲の終わりがやってきます。再び静寂へ。
このアンサンブルは、楽譜はもちろんありませんし、事前の打ち合わせや練習もせずに、演奏しているのですよ。参加者全員が、自分の出せる音で参加し、10名全員でその場限りの即興の音楽を作り出したのです。
最後は、再びドラムに戻り、力強いビートをみんなで刻みました。最初よりも息の合った演奏で一人一人が思い思いにドラムを鳴らして楽しみました。最後のセッションの終わりも自然にやってきて、だんだん音が小さくなり美しく終わりました。
そして、演奏後自然に生まれたハイタッチの輪!
たった1時間余りでこれだけの一体感、連帯感、充実感が生まれるなんて、
やっぱりドラムサークルの持つ力は素晴らしい!